秋は肺の季節です
日ごとに寒さがまし、秋が深まってきました。東洋医学では秋は肺の季節と言われています。
人間は自然の一部であるとされ、肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)それぞれの働きは季節の流れと連動していると考えられています。
- 春は肝(かん)の季節
- 夏は心(しん)の季節
- 梅雨は脾(ひ)の季節
- 秋は肺(はい)の季節
- 冬は腎(じん)の季節
肺について
肺は呼吸を通じて体の中の古い空気を吐きだし、新しい空気を取り入れる働きをしています。秋は空気が乾燥するため肺の機能も弱くなりがちです。肺が弱ると咳やぜんそくなど呼吸器系に問題が生じやすくなります。さらに肺は大腸とも通じ免疫力を司るため、アトピーや花粉症の原因にもなり肌や鼻、喉などの不調にも影響を及ぼします。
肌の状態を管理しているのは肺と大腸で、体液を皮膚にめぐらせ肌をみずみずしく保ってくれています。スキンケアをしているのに肌が乾燥してしまう人は肺の機能の低下が原因かも知れません。高価なクリームや美容液をつけていても、肺が弱ったままでは肌は乾燥がちで潤いません。肺を内側から元気にするために肺を潤す食材を摂るようにしましょう。
肺を潤す食材
肺を潤すとされている食材は、お鍋の定番アイテムが多いですね。特に豆乳鍋は最強のような気がします。お鍋は体ほっこり、簡単、おいしい!の三拍子揃った楽ちん料理でもあるのでごはん作りのやる気がしない日や時間がない時には、肺を活性化するための『肺活習慣』として積極的に摂り入れたいですね。
スキンケア
40歳を過ぎた頃から肌の乾燥に悩まされていました。色々試した結果、今は洗顔した後、化粧水の前にホホバオイルをつけています。化粧水より前につけることで、化粧水の浸透がよくなり肌の中の水分と油分のバランスが整います。ホホバオイルを使用してから肌の乾燥が改善されました。化粧水をつけた後に使う方法もあるので、つけるタイミングを試してご自身の肌に合った使い方を見つけてみてください。ホホバオイルは顔以外に、ボディマッサージやアウトバストリートメントとして使用できるのですごく便利です。
乾燥を防ぐために
- 肺にいいとされる食材を摂り、体の中から潤す。
- 乾燥した空気から鼻や喉を守るためにマスクをし、加湿器をかける。
- お風呂上がりにボディクリームやボディオイルで体を保湿する。
参考資料
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